「祝賀」と「祝福」の違いとは?分かりやすく解釈

「祝賀」と「祝福」の違いとは?違い

この記事では、「祝賀」「祝福」の違いを分かりやすく説明していきます。

「祝賀」とは?

めでたいこととして喜び祝うことという意味です。

「祝」という漢字には、いわう、いわい、「賀」という漢字には、よろこぶ、祝うという意味があります。

このことから「祝賀」には、喜び祝うことという意味があることがわかります。

たとえば、女王が即位して70年経ったとします。

70年も在位をしているのは、めでたいことで祝うべき事柄といえます。

こういったときにはパーティーなどが開かれます。

そのパーティーのことを「祝賀パーティー」といいます。

大がかりなもので、計画を立てて行われ、公的なものを指して使うことが多い言葉です。

一般の人の誕生日もめでたいことですが、こういったことを「祝賀」とはいいません。


「祝福」とは?

この言葉には2つの意味があります。

ひとつは、幸福を喜び祝うことです。

「福」という漢字には、さいわい、幸せという意味があります。

このことから「祝福」には、幸せを祝うことという意味があることがわかります。

結婚はお互いの考えが一致しないとできないもので、好きな人と結婚ができるのは幸せなことといえるでしょう。

その幸せを周囲の人たちが祝ってくれることを「祝福」といいます。

もう一つの意味は、キリスト教で神の恩恵が与えられること、また神から与えられる恩恵です。

「福」という漢字には、神から与えられる助けという意味もあります。


「祝賀」と「祝福」の違い

「祝賀」「祝福」の違いを、分かりやすく解説します。

祝うという意味を持つ点は同じなのですが、2つの言葉の意味はやや異なります。

「祝賀」は、めでたいこととして祝うことを意味します。

祝うことはめでたい事柄です。

「祝福」は、幸福を祝うことを意味します。

祝うことは幸福です。

まとめ

祝うという意味を持つ点では同じですが、めでたいことを祝うのか、幸福を祝うのかという点に違いがあります。

違い
違い比較辞典