この記事では、「祝辞」と「謝辞」の違いを分かりやすく説明していきます。
「祝辞」とは?
お祝いの言葉という意味です。
「祝」という漢字には、いわう、ことほぐ、「辞」という言葉には、ことば、言語という意味があります。
このことから「祝辞」には、祝いの言葉という意味があることがわかります。
卒業式のことで説明をします。
卒業をするのは、そこで学びを終え、新たな場に旅立つめでたいことだといえるでしょう。
卒業はお祝い事として考えられています。
卒業式では、招かれた人たちから卒業生に対して、お祝いの言葉が伝えられます。
そのお入れの言葉を意味します。
祈念式典や結婚式など、めでたいこと、祝うべきことへの言葉をいいます。
「謝辞」とは?
この言葉には2つの意味があります。
ひとつは、感謝の気持ちを表す言葉です。
「謝」という漢字には、お礼、お礼をいうという意味があります。
このことから「謝辞」には、お礼の言葉という意味があることがわかります。
表彰式があり、表彰される人があいさつをするとします。
その人はさまざまな人にお世話になったことについて、感謝の気持ちを述べました。
この行為が「謝辞」が意味するものになります。
改まった場で使われることが多い言葉です。
もう一つの意味は、おわびの言葉です。
「謝」という漢字には、あやまる、わびる、わびという意味もあります。
このことから「謝辞」には、おわびの言葉という意味があることがわかります。
たとえば、事故を起こして他人に怪我をさせてしまったとします。
そのときには、相手におわびを伝えることでしょう。
この行為を意味します。
「祝辞」と「謝辞」の違い
「祝辞」と「謝辞」の違いを、分かりやすく解説します。
「祝辞」はお祝いの言葉です。
「謝辞」は、感謝の気持ちを伝える言葉や、おわびの言葉です。
どちらも言葉なのですが、何についての言葉なのかという点に違いがあります。
まとめ
言葉という意味を持つ2つの言葉ですが、何についての言葉なのかが違います。