この記事では、「縦笛」と「リコーダー」の違いについて紹介します。
縦笛とは?
縦笛とは、縦に構えて吹き音を出す笛のことをいいます。
笛は気流によって音を出す楽器で、縦笛と横笛があります。
フルートやピッコロなど横に構えて演奏するのが横笛です。
縦笛には、リコーダーやティン・ホイッスル、ケーナ、カバル、尺八などがあります。
日本人に馴染み深いのはリコーダーや尺八で、尺八は伝統的な和楽器の一種です。
管の長さが一尺八寸だったことから尺八という名前が付きました。
ケーナは、南米のペルーやボリビアが発祥の縦笛です。
ティン・ホイッスルはアイルランド発祥の縦笛で、伝統音楽で使用されます。
カバルは、ブルガリアの民族音楽で用いられる楽器になります。
リコーダーとは?
リコーダーとは縦笛の一種で、日本では学校教育に用いられています。
ヘッドピース・ミドルピース・フットピースの3つで構成されており、息を吹き込むだけで簡単に音を出すことができます。
リコーダーは英語のrecorderをそのままカタカナにした言葉で、古い英語で「小鳥のように歌う」という意味の「to record」が元になっているとされます。
構造がシンプルなのがリコーダーの特徴で、プラスチック製のものは安価に生産することができます。
リコーダーにはソプラニーノやソプラノ、アルト、テナー、バス、コントラバス等幾つか種類があり、それぞれ大きさや音域が異なります。
大きいものほど音域は低くなり、小さいものほど音域は高くなっていきます。
縦笛とリコーダーの違い
リコーダーは縦笛の一種なので、同じものといえます。
縦笛にはリコーダー以外にも、ティン・ホイッスルやケーナ、カバル、尺八といった種類があります。
リコーダーは縦笛の中で最もよく知られている楽器で、小学校の音楽で用いられるので非常に馴染みがあります。
まとめ
縦笛には色々な種類があり、その中の1つがリコーダーです。