この記事では、「月謝」と「会費」の違いを分かりやすく説明していきます。
「月謝」とは?
指導を受けるお礼として月々に支払う金銭という意味です。
特に授業料のことをいいます。
「月」は一年を十二分にした期間、「謝」はお礼という意味を持つ漢字です。
このことから、「月謝」には月々のお礼という意味があることがわかります。
この金銭は月ごとに支払いをします。
一年分をまとめてしまらう、といったことではありません。
塾で指導を受けている人は、月々に授業を受けるための金銭を支払っていることでしょう。
その金銭をこの言葉は意味しています。
塾に対して支払う金銭だけでなく、指導を受ける謝礼として月ごとに支払っている金銭なら、書道、剣道、水泳、ピアノなどの場合も「月謝」といいます。
「会費」とは?
会の運営や維持などのための費用として会員が支払う金銭という意味です。
アイドルグループのファンクラブに入っている人は、ファンクラブに対して金銭を支払っているはずです。
この金銭はファンクラブという会の運営や維持のために使われています。
この支払っている金銭をいう言葉です。
ファンクラブでなくても、会に対して支払っている金銭なら、この言葉が意味するものです。
支払いは月ごとである場合もあれば、一年分まとめてという場合もあります。
「会費」という言葉自体には、支払いが月ごとなのか、そうでないのかという意味は含まれていません。
また、その会に出席する人が主催者に支払う金銭という意味もあります。
パーティーなどの集まりに出席するときに支払う金銭のことです。
「月謝」と「会費」の違い
「月謝」と「会費」の違いを、分かりやすく解説します。
まず、何に対して支払うのかが異なります。
前者は指導を受ける謝礼として支払う金銭、後者は会の運営や維持のために会員が支払う金銭です。
支払うタイミングは、前者は月ごとと決まっていますが、後者は月ごとであることもあれば、一年分まとめてのこともあり、会によって異なります。
まとめ
何に対して支払うのか、支払うタイミングはいつなのかという点に違いがあります。