この記事では、「違和感を覚える」と「違和感を感じる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「違和感を覚える」とは?
違和感を覚えるとは、何かが普通とは違っていたり不自然さを感じたりすることをいいます。
違和感には、「しっくりしない感じ、ちぐはぐに思われること」という意味があります。
違和感を覚えるはよく使われる慣用的な表現で、違和感を心や体に感じることを表しています。
違和感の「違」は一致しないことを表す漢字で、「和」は調和がとれていることを表す漢字です。
そのため違和感は、周りとの調和がとれておらずしっくりしないという感覚を表しています。
「違和感を感じる」とは?
違和感を感じるとは何かが普通とは違っていたり不自然さを感じたりすることで、違和感を覚えると同じ意味になります。
違和感には「感」という言葉が既に入っているため、違和感を感じるという言い方は間違っていると感じる人もいると思います。
実は違和感を感じるという言い方は誤用ではありません。
違和感は調和していないことを表す名詞なので、感じるといっても問題ないのです。
「違和感を覚える」と「違和感を感じる」の違い
違和感を覚えるも違和感を感じるも、何かが普通とは違っていたり不自然さを感じたりすることを表しています。
意味に違いはありません。
また、どちらも正しい表現になります。
ただし、違和感を覚えるという方が一般的で、よく使われています。
「違和感を覚える」の例文
・『彼はいつもち同じように見えたが私はなんだか違和感を覚えた』
「違和感を感じる」の例文
・『この絵を見た時に違和感を感じたのは偽造されたものだったからだ』
まとめ
違和感を覚えるも違和感を感じるも、何かが普通とは違っていたり不自然さを感じたりすることです。
どちらも正しい表現で、意味に違いはありません。
ただし、違和感を覚えるという言い方の方が一般的で、よく使われています。