「音信不通」と「消息不明」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「音信不通」と「消息不明」の違いとは?違い

この記事では、「音信不通」「消息不明」の違いを分かりやすく説明していきます。

「音信不通」とは?

「音信不通」「おんしんふつう」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は、「相手と連絡が取れない状態のこと」という元の意味です。

2つ目は転じて、「相手の現状が全く分からないこと」という意味です。


「音信不通」の言葉の使い方

「音信不通」は名詞・形容動詞として「音信不通だ・である」「音信不通になる」などと使われます。

「音信+不通」で成り立っている四字熟語で、「音信」「手紙・メール・電話などによる連絡」という意味、「不通」「交通・通信などがとだえること」から転じて「便りや行き来のないこと」という意味、「音信不通」「手紙・メール・電話などによる連絡が途絶えること」になります。

基本的に、「連絡が取れない状態になること」から下で紹介する「消息不明」と同じ意味としても使われます。


「消息不明」とは?

「消息不明」「しょうそくふめい」と読みます。

意味は「相手と連絡が取れず、今どこで何をしているのか全く分からない状態」です。

過程よりも、「相手の現状が分からないこと」という結論に重点を置いた言葉です。

「消息不明」の言葉の使い方

「消息不明」は名詞:形容動詞として「消息不明だ・である」「消息不明になる」などと使われます。

「消息+不明」で成り立っている四字熟語で「消息」「人や物事の、その時々のありさま」という意味、「不明」「はっきりわからないこと」という意味、「消息不明」「人の現在の状況がはっきりわからないこと」になります。

理由にかかわらず、「行方が分からないこと」として使われます。

「音信不通」と「消息不明」の違い

「音信不通」「手紙・メール・電話などによる連絡が途絶えること」、転じて「相手の現状が分からないこと」です。

「消息不明」「人の現在の状況がはっきりわからないこと」です。

まとめ

今回は「音信不通」「消息不明」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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