この記事では、「インラインスケート」と「ローラーブレード」の違いを分かりやすく説明していきます。
「インラインスケート」とは?
「インラインスケート」とは靴底にウィールと呼ばれる車輪が付いていて滑って移動できる靴です。
靴底に車輪がついている靴にはローラースケートもありますが、「インラインスケート」は一列という意味の英語であるインラインと付いているようにウィールが全部一列についています。
タイヤの数は靴とウィールの数によりますが3から5個が一般的です。
また初心者や子供向けのモデルには踵に重心をかければ止まれるヒールブレーキがついているものもあります。
「ローラーブレード」とは?
「ローラーブレード」とは「インラインスケート」の大手メーカーのブランドです。
元々はイタリアのスキーウェア企業であり商品の一つとして「インラインスケート」を手掛け、それを世界中に広めた企業になります。
そのため厳密に言えばローラーブレード社が作ったものしか「ローラーブレード」とはいえませんが、どのメーカー製かを問わずに「ローラーブレード」と呼ぶ国は多く日本もその一つです。
「インラインスケート」と「ローラーブレード」の違い
「インラインスケート」と「ローラーブレード」の違いを、分かりやすく解説します。
靴底に一列に並んだウィールがある靴が「インラインスケート」で、その中でもトップの知名度を持つ企業とそのブランド名が「ローラーブレード」です。
靴としての正式名称は「インラインスケート」ですが、「ローラーブレード」社の生み出したモデルの人気が爆発し「インラインスケート」と言えば「ローラーブレード」と認識されたことから同義語として扱われています。
まとめ
靴としての正式名称が「インラインスケート」で、その業界の第一人者とも言える企業が「ローラーブレード」というのが両者の関係です。
そのため厳密に言えばローラーブレード社のものだけが「ローラーブレード」なのですが、同義語として両者を一緒くたに扱っていることは日本以外の国でも多く見られます。