「目指す姿」と「あるべき姿」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「目指す姿」と「あるべき姿」の違いとは?違い

この記事では、「目指す姿」「あるべき姿」の違いを分かりやすく説明していきます。

「目指す姿」とは?

「目指す姿」とは、目標とする姿、自分がなりたいと思う姿、ゴールとする姿、希望する姿、望む姿、などに言い換えることができる言葉で、つまり、「目指す姿」とは、自分がそうなりたいと目標にする姿を意味します。

「目指す姿」の場合、誰もがみんな、同じ姿を目指しているわけではありません。

Aさんに憧れ、そのAさんのようになりたいと思う人は自分だけであって、他の人はそのように思っていないかもしれません。

あくまでも、個人的な要素が大きい言葉になります。


「あるべき姿」とは?

「あるべき姿」とは、そうあるのが当然の姿といった意味になります。

本来、そのようになっていて当然の姿や理想的な姿が「あるべき姿」です。

そうあるのが当然ということから、誰もが思う「あるべき姿」は基本的に同じです。

ただし、「あるべき姿」が実際に自分の理想の姿かというと、それは違います。

そうあるのが当然だとわかっていても、実際に自分がなりたい姿は異なる場合があります。


「目指す姿」と「あるべき姿」の違い

「目指す姿」「あるべき姿」の違いを、分かりやすく解説します。

「目指す姿」「あるべき姿」も人が持つ理想の姿といった意味では同じ意味を持つ言葉です。

そのうえで、「目指す姿」は個人が、そうなりたいと願う姿であり誰もが認める姿とは限りません。

一方、「あるべき姿」は大多数の人が認める姿ですが、必ずしも「あるべき姿」は自分自身がそうなりたいと願う姿とは限りません。

「目指す姿」の例文

・『大谷選手は僕の目指す姿です』
・『後輩に先輩が私の目指す姿だと言われ、とても嬉しかったです』

「あるべき姿」の例文

・『教師として、あるべき姿を守らなければならない』
・『あるべき姿は理解しているものの、自分自身、そうなりたいとは思えない』

まとめ

この2つの言葉には以上のような違いがあるため、適切に使い分ける必要があります。

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