この記事では、「出演」と「出場」の違いを分かりやすく説明していきます。
「出演」とは?
「出演」は「しゅつえん」と読みます。
意味は、「演劇やダンスの舞台・映画・ドラマ・テレビなど、人前で芝居や技芸などを見せること」です。
自分の演技を人に見てもらうために、ある場所に出向くことを表します。
「出演」の言葉の使い方
「出演」は名詞として「出演する・した」「出演交渉」「出演作」などと使われます。
「出」は「で(る)」とも読み「内から外へでる」「現れる」という意味、「演」は「技を展開する」「芸能などを実際に行ってみせる」という意味、「出演」で「技芸などを実際に行って見せる為に現れること」になります。
「出場」とは?
「出場」は「しゅつじょう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「その場所に現れること」という意味です。
2つ目は「競技会などに登録して参加すること」という意味です。
3つ目は「緊急車両が現場に向かうこと」という意味です。
4つ目は「会場などから出入り口を通って外へ行くこと」という意味です。
「出場」の言葉の使い方
「出場」は名詞として「出場する・した」「出場枠」「全国大会初出場」などと使われます。
「出」は「内から外へでる」「現れる」という意味、「場」は「ば」とも読み「何かが行われる所」という意味、「出場」で「ある事が行われるところへ現れること」になります。
「出演」と「出場」の違い
「出演」は「技芸などを実際に行って見せる為に現れること」です。
「出場」は「ある事が行われるところへ現れること」です。
「出演」の例文
「出演」の例文は以下の通りです。
・『話題に映画に出演する』
・『本日の出演者を紹介します』
・『終演後に出演者が挨拶する』
「出場」の例文
「出場」の例文は以下の通りです。
・『全国大会に出場する』
・『決勝戦への出場を決めた』
・『チケットの半券を持って一度出場する』
まとめ
今回は「出演」と「出場」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。