この記事では、「都合がつかない」と「都合が悪い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「都合がつかない」とは?
相手から指定された日、時間などに対し自分自身の予定をあわせることができないことを「都合がつかない」と言います。
例えば、相手に明日の13時に会いたいと指定されたとします。
しかし、明日の13時には会議の予定が入っていて会うことができない状況が「都合がつかない」となります。
つまり、相手と会うことができない原因は自分にある場合が「都合がつかない」となります。
「都合が悪い」とは?
双方において予定や条件が合わないことを「都合が悪い」と言います。
例えば、相手から提案された内容において、相手側と自分側とで条件が合わなかった場合が「都合が悪い」となります。
また、相手から日時の指定があった際に、その日時に合わせることができないことを「都合が悪い」と言います。
「都合がつかない」と「都合が悪い」の違い
「都合がつかない」と「都合が悪い」の違いを、分かりやすく解説します。
「都合がつかない」の場合、基本的に相手から指定された日時に合わせることができないことを意味します。
一方、「都合が悪い」の場合は、日時だけでなく条件や提示された内容についても使用することが可能です。
また「都合が悪い」の場合は双方において予定や条件が合わないことを意味します。
「都合がつかない」の例文
・『都合がつかないので日を改めていただきました』
・『パーティーのご招待を頂いたものの、その日は事前に他の用事が入っており都合がつかない状況でした』
「都合が悪い」の例文
・『その日は都合が悪いので変更していただきたいと伝えました』
・『相手から提示された内容は当社において都合が悪いものでした』
まとめ
似たような意味として使用することも可能ですが、以上のような違いに注意し2つの言葉を適切に使い分けることで、より適切に使用することが可能になります。