「途中入社」と「中途入社」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「途中入社」と「中途入社」の違いとは?違い

この記事では、「途中入社」「中途入社」の違いを分かりやすく説明していきます。

「途中入社」とは?

「途中入社」「途中」とは、出発地から目的地に着くまでの間。

物事を始めてから終わるまでの間。

を意味します。

例えば、「途中下車」の場合、電車の乗客が目的地に着くまでの間に一度、下車することを意味します。

また、「途中経過」の場合は、物事を始めてから終わるまでの間の経過を意味します。

このような意味を持つ「途中」を用いた「途中入社」の場合、目的までの間に入社するといった意味になり、意味としておかしな言葉になります。


「中途入社」とは?

「中途入社」「中途」とは、出発地から目的地に向かって進む道中のなかほど。

進行する物事の半ば。

ある期間の中頃。

細長いものの真ん中あたり。

を意味します。

例えば、「番組が中途で終わった」の場合、何らかの理由で続いていた番組が半ばで終わってしまったことを意味します。

つまり、「中途入社」は、「中途」の意味から正しい表現方法だということがわかります。


「途中入社」と「中途入社」の違い

「途中入社」「中途入社」の違いを、分かりやすく解説します。

基本的に同じ意味として使用することが可能な「途中入社」「中途入社」

どちらも、「新卒入社」ではなく、一度、どこかに就職し勤務していた者が他社に就職し直すことを意味します。

そのうえで、「途中」「中途」の意味を比較した際、「途中」の意味は物事を始めてから終わるまでの間を意味するため、少し違和感のある言葉になります。

そのため、一般的には「中途入社」という言葉が用いられています。

「途中入社」の例文

・『途中入社は、途中の意味を踏まえるとおかしな言葉ではないだろうか』
・『同僚に途中入社かと聞かれ、少し言葉に違和感がありました』

「中途入社」の例文

・『中途入社で入ってきた彼は予想以上に仕事ができる人間でした』
・『人手不足のため、中途入社を採用することにしました』

まとめ

以上のことから、一般的には「中途入社」を用いることになります。

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