この記事では、「やってみます」と「試してみます」の違いを分かりやすく説明していきます。
「やってみます」とは?
やってみますの文字表記を見れば分かる様に、やるの連用形である、やっての文字に、こころみるやためす等の意味を有する、みるを丁寧語にした、みますの文字を付け足す事で成立した言葉です。
だからこそやってみますは、実行するや挑戦するという意味を表します。
つまり何らかの行為をする、という意味ですが、このやってみますは、やや消極的な意味が込められているのです。
「試してみます」とは?
試してみますは、ためしてみますという読み方をすべき言葉となっています。
文字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事ですが、ためしてみてやこころみて等といった意味の試しての文字に、みるの丁寧語である、みますの文字を組み合わせる事で完成した言葉です。
以上の事から試してみますは、行ってみる、という意味を示します。
より詳細には、どうなるかは不明だけど実行してみる、といった意味の言葉です。
「やってみます」と「試してみます」の違い
やってみますと試してみますの文字表記を比較してみると、やっと試しという文字の違いが存在する事に直ぐに気付けます。
所が後に続く言葉は、同じであり、どちらも何かを実行する、という意味を表現する言葉同士です。
同じ様な意味を所有していますが、ニュアンスには違いを見出す事が出来ます。
まずやってみますは、自信は余りないけど行います、という意味を表すのです。
もう一方の試してみますは、結果は不明だけど行ってみる、という意味を示します。
まとめ
2つの言葉には共通する文字があるだけでなく、どちらも実行するという意味を指し示す言葉です。
表現する意味は似ていますが、ニュアンスに相違点があるので、そこを把握しさえすれば使い分けが出来ます。
ちなみにやってみますは、消極的な意味合いで、行うという意味の言葉として使用されているのです。
対する試してみますは、結果や効果は分からないけど、試しに行う、という意味に用いられる言葉となっています。