この記事では、「やってられない」と「てられな」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「やってられない」とは?
呆れて作業していられないと思う感情を伝えるのが「やってられない」です。
やる気がまったく持てず、続けて頑張ろうという気力を失ってしまう場面で使われています。
このような感情になるのは周囲がちっとも協力してくれず、騒いで煩くするという状況で苛立つときや、いくらやっても良くならない状況であったときやる気が失せてしまいます。
「てられな」とは?
ずっと同じ仕事やっていると飽きてしまうので、これ以上は続けられないと思う際に「てられな」と思う気持ちを伝えられる言葉です。
友人関係で疲れたときや、自分だけが勉強しているのが馬鹿ばかしいと感じるとき「もう限界」と感じる場合にも使います。
周りの環境に納得がいかない、おかしいと感じる状況に追い込まれた場合、人は「やってられない」と思う気持ちを10代の間で分かりやすく伝えるです。
2015年11月20日に「アメトーーク」で芸人のブラマヨの吉田が使っていた言葉を若者が使って広まりました。
「やってられない」と「てられな」の違い
「やってられない」と「てられな」の違いを、分かりやすく解説します。
自分は食事もせず頑張っているのに、周囲がふざけていればやる気を失うとき「やってられない」といいます。
また、いつまでも仕事が終わらない状況で食事もできず苛立つ人が「もう嫌だ」といった気持ちを表す言葉です。
もう一方の「てられな」は、「やってられない」から「い」を抜いた言葉になります。
今している作業や仕事を続けていられないと思う状況に呆れた人が、自分の気持ちを表すわけです。
「やってられない」の例文
・『作業が面倒で手が疲れるので、もうやってられない』
・『明日は朝から練習があるので、夜遅くまでやってられない』
「てられな」の例文
・『みんな勉強していないのに、自分だけてられな』
・『いくら仕事してもお金にならない。てられな』
まとめ
同じ意味を持つ言葉ですが、「てられな」は10代が使う言葉です。
使い方を工夫して、もうやりたくない気持ちをうまく表してみましょう。