水泳競技の種目である「個人メドレー」と「メドレーリレー」はどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「個人メドレー」と「メドレーリレー」の違いを解説します。
「個人メドレー」とは?
「個人メドレー」とは、「一人の選手が異なる4種類の泳法で泳ぐ競技」です。
「個人メドレー」の使い方
公式の水泳競技ではバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形の4種類の泳法がそれぞれ種目として実施されています。
4種類の泳法をひとりの選手が全て泳いで競う競技が「個人メドレー」です。
4つの泳法を全て同じ距離だけ泳いで順位を競い合うので、100メートルであればそれぞれの泳法で25メートルずつ泳ぎます。
泳ぐ順番は決められていてバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形の順です。
「メドレーリレー」とは?
「メドレーリレー」とは、「4種類の泳法を4人1チームで泳ぎ競い合う水泳のリレー競技」です。
「メドレーリレー」の使い方
4人1チームでそれぞれの泳法を分担して泳ぎ合計タイムで順位を競い合います。
交代の時に飛び込む必要があるため泳ぐ順番は背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ、自由形の順です。
「個人メドレー」と「メドレーリレー」の違い
ひとりの選手が4種類の泳法で泳ぐのが「個人メドレー」、4人の選手がチームとなりそれぞれ異なる泳法で泳ぐのが「メドレーリレー」という違いで区別されます。
「個人メドレー」の選手は4種類の泳法で泳ぐため総合力が求められますが、「メドレーリレー」の選手はそれぞれ1種類の泳法で泳ぐのでスペシャリストを集めてチームを作ります。
「個人メドレー」は個人競技で「メドレーリレー」は団体競技という人数も違いのひとつです。
「個人メドレー」の例文
・『個人メドレーに備えて苦手な泳法を特訓する』
・『個人メドレーで金メダルを2個獲得した』
「メドレーリレー」の例文
・『メドレーリレーは飛び込めない背泳ぎからスタートする』
・『メドレーリレーの選手に選ばれた』
まとめ
「個人メドレー」と「メドレーリレー」はこちらも4種類の泳法で泳ぐ競技ですが人数も泳ぐ順番も異なります。
似ているようで性質の大きく異なる競技なので違いを知っておきましょう。