この記事では、「キョロキョロ」と「ギョロギョロ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「キョロキョロ」とは?
「キョロキョロ(きょろきょろ)」とは、そわそわと落ち着かない態度で、目をあちこちに動かしながら辺りを見回すさまを表しています。
「キョロキョロ」と似た意味を持つ言葉としては、「ソワソワ」、「キョトキョト」、「せわしなく」、「落ち着きなく」などが挙げられます。
「ギョロギョロ」とは?
「ギョロギョロ(ぎょろぎょろ)」とは、大きな目玉で、または目を大きく見開いて、鋭く辺りを見回すさまを意味しています。
他にも、嘔吐するさまを表しています。
「ギョロギョロ」と意味が似ている言葉には、「ぎょろつく」、「ギョロ目」などがあります。
「キョロキョロ」と「ギョロギョロ」の違い
「キョロキョロ」と「ギョロギョロ」の違いを、分かりやすく解説します。
「キョロキョロ」と「ギョロギョロ」はどちらも周囲を見回すことを意味しています。
「キョロキョロ」は落ち着かないさまですが、「ギョロギョロ」は大きく目をむいた鋭いさまを表しています。
「キョロキョロ」と「ギョロギョロ」には、このような違いが見られます。
「キョロキョロ」の例文
・『愛犬は新居に初めて入った時は、キョロキョロして落ち着かない様子だった』
・『案内された部屋は豪華絢爛そのもので、私は思わずキョロキョロと辺りを見回してしまった』
「ギョロギョロ」の例文
・『そこには、目をギョロギョロさせた何かがいた』
・『その生き物は目だけがギョロギョロ動いているように見えた』
まとめ
「キョロキョロ」や「ギョロギョロ」などの擬態語や擬音語などのことを「オノマトペ」と言います。
今回は「キョロキョロ」と「ギョロギョロ」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「キョロキョロ」と「ギョロギョロ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。