この記事では、「ペイントマーカー」と「マジック」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ペイントマーカー」とは?
紺や黒といった金属製品にもしっかり文字が書ける「ペイントマーカー」は、ペンやインキが落ちやすいプラスチック製品にも描けるのが魅力です。
通常のペンなら指で擦ると文字が落ちてしまったり、滲むといった問題が起きにくく、いつまでも書いたときのまま見やすい文字で読めるのです。
元々は印付けのペンであり、当初は先端がフェルト素材でした。
それが時代と共により書きやすい合成繊に変化したのです。
現在では、塗装やマーキングする工場でよく使われているマーカーとして選ばれていますし、プラモデルを作る人の間でもよく使われています。
また、不透明なこのインクは書いたそばからすぐに乾き、耐光性にも優れているマーカーです。
「マジック」とは?
固着性がかなり高い「マジック」は、水濡れに大変強い油性を採用しています。
布やビニール、ナイロン、ガラス、プラスチックといった物にもしっかり文字が滲まずに書けて、何度洗っても簡単には落ちないのが利点です。
革や金属、鉄であっても伸び良く文字が快適に書けます。
主に、油性マーカーを「マジック」と呼び、文房具店では1本から販売しています。
色は黒や赤、黄色、青、緑といった多様な種類があり、たいていは太と細といった2つのタイプで文字が書けるようになっているペンを指す言葉です。
「ペイントマーカー」と「マジック」の違い
「ペイントマーカー」と「マジック」の違いを、分かりやすく解説します。
色が濃く出る金属やプラスチック、陶器といった素材にもはっきり文字やマークが書けるのが「ペイントマーカー」です。
速乾性も良く、水がかかっても落ちにくいのが魅力です。
屋外にある物や風呂場、台所といった場所でも使えます。
野菜作りするときはタグに文字を書いたり、台所なら瓶に料理名を記入するとき大変便利です。
もう一方の「マジック」は水や紫外線に強く、布やガラスに文字を書くとき便利な「油性マーカー」、(株)内田洋行氏が商品登録した商標になります。
先代の社長である内田憲民氏が寺西化学工業と手を組み、水にも強く、布や木材にも文字が書けて、発色の良い着色剤やアルコール溶剤を採用し、消えにくい油性の「マジック」を開発しました。
まとめ
文字が消えにくく、様々なものに書ける2つのペンをご紹介しました。
違う点をメーカーの公式HPや文房具店などで比較してみるといいでしょう。