「筋違い」と「見当違い」の違いとは?分かりやすく解釈

「筋違い」と「見当違い」の違いとは?違い

この記事では、「筋違い」「見当違い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「筋違い」とは?

「筋違い」「すじちがい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「ある物に対し斜め向かいに位置すること」という意味です。

2つ目は「道理に外れた言動をする様子」という意味です。

3つ目は「ある事柄の方向性が違うこと」という意味です。

4つ目は「筋肉に負荷をかけ過ぎて痛めること」という意味です。


「筋違い」の言葉の使い方

「筋違い」は名詞・形容動詞として「筋違いだ・である」「筋違いなクレーム」などと使われます。

「筋」「細長くひと続きになったもの」から転じて「ものごとの道理」という意味、「違い」は動詞「違う」の連用形が名詞化した言葉で「基準となるもの、正しいものと一致しない状態」「本来の位置からずれたり、正常でない状態になったりする」という意味、「筋違い」「ものごとの道理からずれていること」になります。


「見当違い」とは?

「見当違い」「けんとうちがい」と読み、の意味は以下の通りです。

1つ目は「推測や判断をあやまること」という意味です。

2つ目は「進む方向を間違えること」という意味です。

「見当違い」の言葉の使い方

「見当違い」は名詞・形容動詞として「見当違いだ・である」「見当違いの返答」などと使われます。

「見当」「大体の方向・方角」から転じて「はっきりしていない事柄について大体の予想をすること」という意味、「違い」「基準となるもの、正しいものと一致しない状態」「本来の位置からずれたり、正常でない状態になったりする」という意味、「見当違い」「はっきりしない事柄について、大体の予想からずれていること」になります。

「筋違い」と「見当違い」の違い

「筋違い」「ものごとの道理からずれていること」です。

「見当違い」「はっきりしない事柄について、大体の予想からずれていること」です。

「筋違い」の例文

「筋違い」の例文は以下の通りです。

・『筋違いの議論を投げかけられる』
・『私に文句を言うのは筋違いだ』
・『足をひねって筋違いを起こす』

「見当違い」の例文

「見当違い」の例文は以下の通りです。

・『その説明は見当違いだ』
・『ミスが彼のせいとは見当違いだ』
・『彼が優秀だと思ったのは見当違いだった』

まとめ

今回は「筋違い」「見当違い」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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