この記事では、「パウンドケーキ」と「シフォンケーキ」の違いについて紹介します。
パウンドケーキとは?
パウンドケーキとは、しっとりとした食感が特徴のバターケーキです。
小麦粉とバター、砂糖、卵から作られるシンプルなケーキで、ずっしりとしていて食べ応えがあります。
英語の「pound cake」をそのまま日本語読みした言葉になります。
4つの材料を1ポンド(pound)ずつ使って作るため、パウンドケーキと呼ばれるようになりました。
18世紀後半にイギリスで生まれたケーキで、結婚式のウェディングケーキとして焼かれていたようです。
ドライフルーツやナッツを混ぜて焼き上げたパウンドケーキもあります。
シフォンケーキとは?
シフォンケーキとは、フワフワとした食感が特徴のスポンジケーキです。
その独特の食感が絹から作られるシフォンのように軽いとして、シフォンケーキと呼ばれるようになりました。
シフォンケーキはアメリカ生まれのケーキで、ロサンゼルスで保険の外交員をしていた女性が考案したといわれています。
シフォンケーキの特徴は、サラダ油を使うことです。
そのレシピは長らく謎とされてきましたが、アメリカの食品会社にレシピが売却されたことを受け一般にも公開されました。
パウンドケーキとシフォンケーキの違い
パウンドケーキはしっとりした食感で、ずっしりとしていてとても食べ応えがあります。
それに対してシフォンケーキは、軽い食感でフワフワとしています。
2つのケーキは使用している材料にも違いがあり、パウンドケーキにはバターが使われていますがシフォンケーキにはサラダ油が使われています。
比較的日持ちがするのはパウンドケーキの方で、シフォンケーキはあまり日持ちがしません。
まとめ
パウンドケーキとシフォンケーキでは、使用する材料や焼きあがった時の食感に違いがあります。
バターを使っていてしっとりしているのがパウンドケーキで、サラダ油を使っていてフワフワとしているのがシフォンケーキです。