「人情」と「温情」の違いとは?分かりやすく解釈

「人情」と「温情」の違いとは?違い

この記事では、「人情」【にんじょう】と「温情」【おんじょう】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「人情」とは?意味

人を思いやる気持ちを「人情」【にんじょう】といい、元々誰にでも備わっている自然な心の動きを表します。

顔色の悪い人を見れば「大丈夫か」と心配したり、仕事が遅い人には「手伝おうか」と優しい言葉をかけられるその気持ちを指すわけです。

この人情深い人は、困っていたり、落ち込んでいると自分のことのように心配する気持ちが強く働くため、見て見ぬふりができません。

つい声をかけてあげて相談にのるという、人にはなかなかできないことを率先して行うのです。


「温情」とは?意味

思いやりがある言葉をかけてあげられる心を「温情」【おんじょう】といいます。

相手のことを強く思う、あたたかみがある優しい気持ちを持って話しかけたり、一緒に行動してあげるといったことを何気にできる人の行為を指すわけです。

相手が憎たらしい言葉を投げかけても優しく受け止めて、自分なりに考えた優しい言葉かけて苛立ちを解消したり、面識がない人でも悲しい表情していれば自分がここにいるので大丈夫と声をかけてあげられます。

それだけ自分のことよりも人を助ける気持ちが強く持ち合わせているのです。


「人情」と「温情」の違い

「人情」「温情」の違いを、分かりやすく解説します。

人の情け深さを表すのが「人情」であり、自分のことのように相手を心配したり、寄り添ってあげられる気持ちを持つ人の義理を指します。

時間がなくても立ち止まって声をかけたり、危険な状況であっても助けてあげようと行動に移せる勇気を持ち合わせているのです。

もう一方の「温情」は、人を思いやる心を持って相手に親切な行為したり、言葉を投げかける人の優しさを指す言葉です。

反対に、「温情にすがる」と相手の優しい心を頼りにする気持ちを表すこともありますし、「日頃から温情を賜り」といかに普段から優しさを持って付き合ってくれていることに感謝するといったときも使われています。

「人情」の例文

・『人情がある妹は、困っている人に自分なりの言葉をかけられる』
・『義理人情に弱い私は、人の情けにすがってしまう弱さがある』

「温情」の例文

・『飢餓に苦しむ人々に、自分なりのやり方で温情を施した』
・『家族がいないことを心配して、声をかけてくれる牧師の温情にすがる』

まとめ

どちらも人の情を表す言葉になりますが、人の情けを持って寄り添えるか、あたたかい気持ちで相手に声をかけられるかの違いがありますので、自分なりにうまく使い分けてみるといいでしょう。

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