赤ちゃんや子供の命を守るのに欠かせない「ベビーシート」と「チャイルドシート」。
この記事では、「ベビーシート」と「チャイルドシート」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ベビーシート」とは?
「ベビーシート」は生後間も無くから体重が10キロくらいなる9ヶ月から1歳頃まで車内で使う保護シートのことです。
このシートの特徴は赤ちゃんのデリケートな身体を衝撃から保護するために、車の進行方向に対し後ろ向きに取り付けることです。
また「ベビーシート」は英語で「Baby seat」だと考える人が多いようですが、これは和製英語です。
英語で表現するなら「infant car seat」もしくは「baby car seat」「cconvertible car seat」(後ろ向き・前向きで使用可能な赤ちゃん用)が適します。
「チャイルドシート」とは?
「チャイルドシート」とは1歳頃から4歳頃まで車内で使う保護シートです。
これは自動車内でシートベルトを正しく着用できない子供の安全のため、身体を座席に固定するシートになります。
「チャイルドシート」は英語で「Child seat」だと考える人が多いようですが、これは和製英語です。
英語で表現するなら「car seat」が適します。
「ベビーシート」と「チャイルドシート」の違い
「ベビーシート」と「チャイルドシート」の違いを、分かりやすく解説します。
「ベビーシート」と「チャイルドシート」使う月年齢と取り付ける方向生が違います。
「ベビーシート」は進行方向に対して後ろ向きに、「チャイルドシート」は基本的に進行方向に対して前向きに取り付けます。
また使う月年齢ですが「ベビーシート」は生後間もなくから体重10キロ以下の赤ちゃんが、また「チャイルドシート」その後からは3~4歳までの使用になります。
まとめ
道路交通法で6歳未満の子どもを車に乗せる場合には、チャイルドシートの着用が義務です。
また新生児から1歳頃までならベビーシートになります。
4歳以降くらいからは「ジュニアシート」と呼ばれる置くだけの保護シートがあります。
お子さんによってはベビーシートやチャイルドシートを嫌がる場合もありますが、安全のために必ず使用してください。