この記事では、「初診」と「再診」の違いを分かりやすく説明していきます。
「初診」とは?
初診は、しょしんと読むべき言葉です。
漢字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、はじめてや物事の始まり、早い時期等の意味を持っている初の漢字に、病気の様子を調べるといった意味を所有する診の漢字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。
以上の事から初診は、その病院や診療所で初めて診察を受ける事を表すのです。
要するに約束がないにも関わらず、患者が診察をして欲しいと来院した第1回目が、この初診にあたります。
「再診」とは?
再診は、さいしんと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、ふたたびやもう1度といった意味の再の漢字に、みるや病気の状態を調べるといった意味がある診の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
故に再診は、特定の病院や診療所での2回目以降の診察を表すのです。
つまりはその病院での1回目の診察を終え、医師の指示に従い、次回以降に来院して診察を受ける事に対して、この再診という言葉が用いられています。
「初診」と「再診」の違い
初診と再診の漢字表記を見比べてみると、最初の漢字が初と再という違いがある事に気付けるものです。
所が次の漢字はどちらも同じ診の漢字であるだけでなく、どちらも診療所や病院で診察を受ける事を意味する言葉となっています。
とはいえ表現する意味には違いがあり、初診はその病院で初めて受ける診察を示すのです。
一方の再診は、その病院での2回目以降の診察を表します。
まとめ
2つの言葉には共通する漢字があるだけでなく、どちらも病院での診察に関連した意味を有する言葉同士です。
似た様な様な意味を持つ言葉同士ですが、意味合いのニュアンスには大きな違いがあるので、そこを理解すれば使い分けでミスる事はありません。
ちなみに初診は、特定の病院や診療所で受ける1回目の診察という意味で使われる言葉です。
対する再診は、その病院や診療所での1回目の診察を終えた後の、2回目以降の診察を指し示す言葉として用いられています。
