永遠のベストセラーべっこうアメの違いとは?
この記事では、「純露」と「黄金糖」の違いを分かりやすく説明していきます。
「純露」とは?
大阪府大阪市中央区に本社を構える『味覚糖株式会社』が1971年に販売を開始したべっこう飴の商品名になります。
2021年に販売開始から50周年を迎えています。
この2020年前後に同社のロングセラー商品「さくらんぼの詩」「クリームソーダ」が立て続けに生産終了を迎え話題を呼びましたが、本商品は無事に50周年を迎える事になりました。
「黄金糖」とは?
大阪府大阪市住吉区に本社がある『株式会社黄金糖』が販売している商品が「黄金糖」です。
関西地区で育った40代以上の方でしたらCMを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
歴史は古く1919年に「瀬戸口伊勢松」氏が宮崎で販売した金銀糖がそのはじまり。
その後1923年に名前が現在の「黄金糖」になったため、本年2023年が100周年の節目の年になります。
香料、着色料は一切使われていません。
変わった点はさすがに手作業ではなくなり、オートメーション化された事、六角瓶での販売が無くなった事程度と言えるでしょう。
「純露」と「黄金糖」の違い
「純露」と「黄金糖」の違いを、分かりやすく解説します。
基本的には両社香料、着色料無添加で味に大差はありません。
違いは「純露」は完全な後発商品になるため、紅茶フレーバーを最初から導入している事でしょう。
べっこう飴を紅茶やコーヒーに落とすのは既に古くから行われていましたので、逆転の発想だと言っていいでしょう。
それに対して「黄金糖」は単一の味になります。
見た目は「純露」の方が濃い特徴はあるもの個装されていなければ味の違いは感じとる事は困難だと思われます。
まとめ
「純露」は販売開始から本年で52年を越える『味覚糖株式会社』が販売しているべっこう飴の商品名です。
後発商品な事もあり、当初からオートメーションで作られ、無香料、無着色ですが紅茶フレーバーも存在し、差別化をしたと思われます。
「黄金糖」はその前進から換算すれば104年の歴史を誇るべっこう飴で『株式会社黄金糖』と社名にも使われるほどの同社の基幹商品だと言っていいでしょう。
明治神宮大祭、橿原神宮元祭に毎年献菓されるほどの歴史を持っているのが大きな違いだと言えます。
