「整う」と「揃える」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「整う」と「揃える」の違いとは?違い

この記事では、「整う」「揃える」の違いを分かりやすく説明していきます。

「整う」とは?

整うは、様々な意味で使われている言葉です。

例えば「整った顔立ち」という場合は、調和がとれている、まとまっているなどの意味で、バランスの良い顔立ちをしているということになります。

また、「準備が整う」と使われる場合は、必要なものが揃ったという意味になります。

他にも「交渉が整う」という使われ方もあり、これは相談や話し合いがまとまったという意味です。

そして「サウナで整う」という使われ方もあります。

この場合は、とても気持ちが良く心地良い状態になったという意味です。


「揃える」とは?

揃えるは、バラバラのものをひとつにまとめる。

他のものと合わせて乱れのないようにする、全体を集めて調和させる、必要なものを集めて漏れのないようにするなどの意味があります。

例えば「旅行に必要なものを揃える」という場合、忘れ物がないように色々なものをまとめて持ち物として用意するという意味になります。

揃えるは「口を揃える」というような使われ方もあり、この場合は、みんなで意見を合わせるという意味です。


「整う」と「揃える」の違い

「整う」「揃える」の違いを、分かりやすく解説します。

整うも揃えるもまとめるという意味は共通している部分です。

しかし、使われ方は異なります。

整うは、他の意味でも使われているので、他の意味で使う場合、揃えるに言い換えることはできません。

「整う」の例文

・『準備が整うように事前に説明をしておく』
・『設備が完全に整うまでには時間がかかる』

「揃える」の例文

・『期日までに必要書類を揃えなければいけない』
・『左右バラバラに干していた靴下を揃える』

まとめ

「整う」「揃える」の違いをご説明しました。

整うのほうがよりきっちりとした印象を与えると言われているので、用途に合わせて使い分けしましょう。

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