この記事では、「キリ番」と「ゾロ目」の違いを分かりやすく説明していきます。
「キリ番」とは?
「キリ番」はキリの良い番号を指す言葉です。
ネット用語として広まった「キリ番」は、「キリバン」と表記することもあります。
ネットでホームページの閲覧数がキリの良い数字だった際に用いられることから始まり、その後、日常的にも用いられる言葉になりました。
「キリ番」の具体例としては、10000や50000など最初の数字以外すべて0がつく数字の並び。
22000や5670000など最後の方で0が続く並び。
7272や1818など同じ数字が繰り返される数字。
123456など連続する数字。
2468など等間隔に増える数字。
12321など鏡に写ったような数字。
4649(ヨロシク)などの語呂合わせの数字。
そして、7777などの「ゾロ目」も「キリ番」に含まれます。
「ゾロ目」とは?
「ゾロ目」とは、2つのサイコロを振って同じ目が出ること、競馬や競輪などで同じ枠内の馬や選手が、1着・2着になること、すべての桁が同じになること、を意味します。
例えば、2つのサイコロを振った際、どちらも「3」だった場合は、それが「ゾロ目」です。
また、今日の日にちが「11年11月11日」だった場合も、それも「ゾロ目」になります。
「キリ番」と「ゾロ目」の違い
「キリ番」と「ゾロ目」の違いを、分かりやすく解説します。
「キリ番」と「ゾロ目」は数字に関係する言葉になります。
そのうえで、「キリ番」には、いくつものパターンがあり、その中に「ゾロ目」が含まれることになります。
ただし、「キリ番」は最初の数字の後に0が付く場合に用いられる傾向が強い言葉になります。
そのため、同じ数字が続くことを意味する「ゾロ目」とは異なった意味として用いられる言葉になります。
「キリ番」の例文
・『ガソリンを入れる際、キリ番で終わると少し嬉しい気持ちになります』
・『レシートでキリ番を見るとラッキーな気持ちになります』
「ゾロ目」の例文
・『私は、昭和55年5月5日生まれのゾロ目生まれです』
・『ナンバープレートをゾロ目のラッキーセブン777にしました』
まとめ
「キリ番」は主に最初の数字の後に0が付くこと。
「ゾロ目」は同じ数字が続くこと。
このような違いがあります。