私たちは、生きているだけでなんらかの罪を犯していると主張している人もいるように、罪の意識というのは生きる上での一つの糧になっているかもしれません。
そんなことから、この「ギルティ」という言葉が含まれたドラマ、映画、音楽などがたくさんあることに気が付きます。
それでは、この「ギルティ」とはどういう意味でしょうか。
また、「有罪」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「ギルティ」と「有罪」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ギルティ」とは?
「ギルティ」とは、英語の「guilty」をカタカナ表記したもので、本来の意味が「罪がある」というものです。
日本語で使用される場合にも、もちろん「罪がある」という意味であることが多いのですが、ニュアンスとしては「悪人」というものを感じるのが特徴です。
「有罪」とは?
「有罪」とは、文字通り「罪がある」ということを表す言葉です。
ここでの「罪」とは基本的には法律に違反していることなのですが、そて意外にもモラル的なものや倫理的なものに関しても使われます。
「ギルティ」と「有罪」の違い
「ギルティ」と「有罪」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、「罪がある」という意味で使われるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、単純に英語と日本語の違いだけです。
双方とも法律的なものだけではなく、倫理的なものや精神的なものも含み、さらに「悪いこと」というニュアンスがあるのも同じです。
しかし、英語の「ギルティ」には、当然ですが日本の裁判の結果としての判決のイメージはないが、「有罪」にはあるというのも大きな違いです。
「ギルティ」の例文
・『法律に触れているわけではないのでギルティという認識はありません』
・『ギルティとは有罪という意味です』
「有罪」の例文
・『有罪の判決を受けた被告人の代理人が最高裁判所に上告しました』
・『ギルティとは有罪という意味です』
まとめ
この記事では、「ギルティ」と「有罪」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。