この記事では、「ミクロン」と「マイクロ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ミクロン」とは?
「ミクロン」とは長さの単位です。
長さの単位としてはメートルが一般的ですが1メートルの100万分の1の長さが1「ミクロン」になります。
「ミクロン」は長さの単位なので長さ以外に平方「ミクロン」立方「ミクロン」の形で面積や体積の単位にも使われますが、それ以外の重さなどの単位には使われません。
長さの単位なので当然使われるのは長さや面積体積を計測する場面だけです。
「マイクロ」とは?
「マイクロ」とは単位の小ささを表す接頭語です。
「マイクロ」がついている単位はついていない単位の100万分の1になります。
極小スケールの単位であれば何にでも使える接頭語であり、長さや重さ放射線量など様々な単位に対して使われています。
どんな単位にも使える接頭語ではありますが100万分の1と言うのは非常に小さいあるいは少ないものなので観測することが難しいことも多く、観測や計測の難しさから実際に使える場面はそれほど多くありません。
「ミクロン」と「マイクロ」の違い
「ミクロン」と「マイクロ」の違いを、分かりやすく解説します。
1メートルの100万分の1にあたる長さを表す単位が「ミクロン」で、付けられている単位の100万分の1を表す接頭語が「マイクロ」です。
「ミクロン」は長さと長さを基準にした単位にしか使われません。
それに対して「マイクロ」は長さと長さを基準にした単位はもちろん、重さや線量に時間などあらゆる単位に使うことができます。
まとめ
「ミクロン」と「マイクロ」はどちらも同じ語源から来ているだけに、1「ミクロン」と1「マイクロ」メートルは同じ長さです。
ですが言葉としては「ミクロン」は長さの単位に限定されるのに対し、「マイクロ」は様々な単位の頭につけられる接頭語なので、100万分の1というスケールで共通していても使い所の範囲は大きく違います。