デザインや衣装において色が1つだけのものを表す言葉には「無地」や「一色」があります。
この記事では、「無地」と「一色」の違いを分かりやすく説明していきます。
「無地」とは?
「無地」とはデザインや衣装において全体の色が同じことを表す言葉です。
「無地」は全体の色が同じ以外にも模様がないのが特徴となっています。
「無地」はシンプルな印象や雰囲気を出すものとなっており、様々な商品に使われています。
「無地」はこれ以外にも布や生地にも使われており、様々な加工を施すことが可能です。
「無地」の類義語には「無文」があり、こちらは文様がないことを表す言葉です。
「一色」とは?
「一色」は「いっしょく」や「いっしき」、「ひといろ」と読む言葉であり、デザインや柄などが1つの色であることを表します。
「一色」はこれ以外にも雰囲気や態度などが皆同じことを表す時にも使うことが可能です。
さらに「一色」は華道において一種類の花木を生けることを表す時にも使います。
「一色」は人名にも使われる言葉であり、この場合は「いっしき」と読みます。
「無地」と「一色」の違い
この2つはどちらも全体に同じ色を使っていることを表す言葉です。
「無地」は全ての色が同じでありさらに柄がないのが特徴です。
「一色」は単色でありながら柄を使っているものも存在します。
「無地」の例文
・『無地のシャツは複数枚持っており、基本的に自宅ではこれを着て作業しています』
・『無地のハンカチを使っていましたが、最近では柄物の方が好きになりました』
「一色」の例文
・『公園は桜が満開でおり春一色の雰囲気になっていました』
・『モノトーン柄や一色な服装が多いので、あまりファッションにはこだわっていません』
まとめ
「無地」は全体に同じ色を使っており柄がないものを表す言葉です。
「一色」は単色を使っていることを表す言葉であり、これ以外にも雰囲気や態度が同じことを表す時にも使います。