この記事では、「慢心」と「思い込み」の違いを分かりやすく説明していきます。
「慢心」とは?
「慢心」は「まんしん」と読みます。
意味は、「おごり高ぶって自信満々になる様子」です。
自分は優れている、能力があると思っていい気になる様子を表します。
「慢心」の言葉の使い方
「慢心」は名詞として「慢心する・した」「慢心を捨てる」などと使われます。
「慢」は「心がゆるんで締まりがない」から転じて「他をみくびっておごる」という意味、「心」は「こころ」とも読み「気持ち」「精神」という意味、「慢心」で「他を見くだしておごり高ぶる気持ち」になります。
基本的に、自分は他より優れていると思い、自信過剰になる気持ちを表します。
「思い込み」とは?
「思い込み」は「おもいこみ」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「あることをそうであると深く信じて疑わないこと」という意味です。
2つ目は「あることを固く心に決めて変えないこと」という意味です。
「思い込み」の言葉の使い方
「思い込み」は名詞として「思い込みが激しい」「思い込みを解く」などと使われます。
「思い」は動詞「思う」の連用形で「ある物事について信じる」「決心する」という意味、「込み」は動詞「込む」の連用形が名詞化した語で動詞の連用形に付き、「すっかりその状態になる」という意味、「思い込む」で「あるものごとについて、すっかりそう信じた状態になること」「すっかり決意した状態になること」になります。
基本的に、事実とは違っていたり、度を超えていることに使われます。
「慢心」と「思い込み」の違い
「慢心」は「他を見くだしておごり高ぶる気持ち」です。
「思い込み」は「あるものごとについて、すっかりそう信じた状態になること」「すっかり決意した状態になること」になります。
まとめ
今回は「慢心」と「思い込み」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
