「書き出す」と「抜き出す」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「書き出す」と「抜き出す」の違いとは?違い

「書き出す」「抜き出す」は文章問題を答える時やまとめを作る際に使われる言葉です。

この記事では、「書き出す」「抜き出す」の違いを分かりやすく説明していきます。

「書き出す」とは?

「書き出す」とは文章などを書くことや、答えやまとめを書いて記すこと、必要な部分や箇所を抜き出して書くことを表す言葉です。

「書き出す」は該当となる文章や問題を参考にして、ある程度自分の意見や言葉でまとめることが求められています。

国語の問題における「書き出す」は該当部分からそのまま写す場合と自分の考えでまとめるものも存在します。


「抜き出す」とは?

「抜き出す」とは物体や文章、情報などを取り出すことや抜いて出すことを表す言葉です。

「抜き出す」はこれ以外にも選びだすことを表す意味もあり、こちらは国語の問題文としても使われています。

「抜き出す」の類義語には「抜きん出る」がありますが、こちらは抜いて中から出す以外にも他と比べて優れているという意味でよく使われます。

国語の問題分に「抜き出す」は該当箇所を正確に書き記す形式となっているのが特徴です。


「書き出す」と「抜き出す」の違い

「書き出す」は文章を書くことや該当箇所を抜き出して書くことを表す言葉です。

「抜き出す」は物体や文章などを取り出すことや選び出すことを表す言葉であり、書くことに限定されないのが特徴です。

「書き出す」の例文

・『彼の心情を書き出す問題が出されたが、感情移入できなかったので答えられませんでした』
・『この漫画キャラの気持ちを書き出すことで、ある程度の性格が分かりました』

「抜き出す」の例文

・『キャラのロゴを抜き出すことによって、デザインが完成されていることに気づきました』
・『抜き出すと抜きん出るは意味が全く違います』

まとめ

「書き出す」「抜き出す」は国語の問題形式としてもよく使われています。

どちらも該当箇所からそのまま書き記すものとなっています。

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