「ほざく」と「あがく」の違いとは?分かりやすく解釈

「ほざく」と「あがく」の違いとは?違い

「ほざく」「あがく」には、どのような違いがあるのでしょうか。

この記事では、「ほざく」「あがく」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ほざく」とは?

「ほざく」の意味は、他人が言うことをののしっていうことです。

単に言うだけでなく、何か言っている人に対し馬鹿にしたようにいう行為やさげすむような行為に対し用いられます。

言い換えれば、「ふざけたことを抜かす」「妙なことを抜かす」「ばかげたことを抜かす」などと同じです。


「ほざく」の使い方

「ほざく」は、相手に対して用いられる言葉です。

「好き勝手なことをほざくな」「ほざきやがる」「ほざく人」などといった形で用います。


「あがく」とは?

「あがく」とは、手足を振り動かしもがく様子を意味します。

また、活路を見出そうと必死になって努力することやいたずらをして暴れ回る様子。

馬などが前足で地面をかく様子などを表します。

言い換えれば、「じたばたする」「あくせくする」「がむしゃらになる」などと同じです。

「あがく」の使い方

「あがく」は、「ギリギリまであがく」「あがき苦しむ」「あがいても仕方がない」などといった形で用います。

「ほざく」と「あがく」の違い

「ほざく」は、何か言っている人に対し馬鹿にしたようにいう行為やさげすむような行為。

「あがく」は、もがく行為や必死に努力する行為などを意味します。

このように、「ほざく」「あがく」は、全く異なった意味を持つ言葉となります。

「ほざく」の例文

・『あいつは、いつも好き勝手なことばかりほざいて困る』
・『愚痴ばかりほざきやがって』
・『勝手なことばかりほざくなら、もう出ていけ』
・『自分に都合のいいことばかりほざくやつだ』

「あがく」の例文

・『今さらあがいても仕方がないことはわかっています』
・『どれだけあがいても、上がることはできなかった』
・『死に物狂いで最後まであがいてみせた』
・『私は最後まであがくことがかっこ悪いとは思わない』

まとめ

以上のように、全く異なった意味を持つ言葉となります。

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