春に行われるGIのスプリントチャンピオンシップとして有名なのは「高松宮記念」ですが、スプリントと言えば、大きな大会として「スプリンターステークス」も有名です。
この2つはどう違うのでしょうか。
この記事では、「高松宮記念」と「スプリンターズステークス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「高松宮記念」とは?
「高松宮記念」とは、中央競馬会が主催するGIレースの一つで、春に愛知県豊明市にある中京競馬場で開かれるスプリントの大会です。
名前の由来は、1970年に高松宮宣仁親王によって優勝杯が提供された経緯からです。
もともとは2000mで争われていましたが、1994年に1200mに変更したと同時にGIに昇格しました。
「スプリンターズステークス」とは?
「スプリンターズステークス」とは、中央競馬会が主催するGIレースの一つで、秋に千葉県船橋市にある中山競馬場で開かれるスプリントレースです。
特徴的なのは、出走馬の間の決定的な力の差を埋めるために「ハンディキャップ線」になっていることで、これにより、予想には様々な要素を考慮する必要があります。
「高松宮記念」と「スプリンターズステークス」の違い
「高松宮記念」と「スプリンターズステークス」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの大会は、ともに日本中央競馬会が主催するGIレースであり、距離が短距離の1200mという部分も同じです。
しかし、多くの違いがあります。
まず、開催される場所は「高松宮記念」が愛知県の中京競馬場で春に、「スプリンターズステークス」は千葉県の中山競馬場で秋に、条件も「高松宮記念」が4歳以上なのに対して、「スプリンターズステークス」は3歳以上で、ハンディキャップレースというのも違います。
さらに開催時期も3月と10月という大きな違いがあります。
まとめ
この記事では、「高松宮記念」と「スプリンターズステークス」の違いに関して説明してきました。
この2つは、前述のようにJRAの中でもスプリントレースのチャンピオンレースという位置づけなのですが、人間が走る陸上競技でも同様に、短距離に強い馬は特別な筋肉が発達してくるためにスタミナは持たなくなるという傾向もあるため、予想も難しくなります。