「桜花賞」と「皐月賞」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「桜花賞」と「皐月賞」の違いを分かりやすく説明していきます。
「桜花賞」とは?
「桜花賞」は日本ダービーのひとつとなります。
桜という漢字が用いられていることからわかるように桜の咲く季節4月初旬に開催されるレースです。
グレード1のサラブレッドの牝馬のためのレースで、レースへの参加資格は国産馬に限らず外国産馬でも問題ありません。
ただし、牝馬3冠レースの第1弾の第一弾レースとなる「桜花賞」の場合、3歳牝馬のみが出走できるレースとなります。
「桜花賞」が行われる場所は阪神競馬場。
芝1600メートルのコースで行われます。
その賞金は1着1億500万円、2着4200万円、3着2600万円、4着1600万円、5着1050万円となります。
「皐月賞」とは?
「皐月賞」は3歳馬のみが出走できるクラシックレースとなります。
皐月という漢字が用いられていますが、開催日は4月中旬で皐月を示す5月ではありません。
中山競馬場で開催され、コースは芝2000メートル。
その賞金は1着1億1000万円、2着4400万円、3着 2800万円、4着1700万円、5着1100万円となります。
「桜花賞」と「皐月賞」の違い
「桜花賞」と「皐月賞」に共通する点は3歳馬が出走する大きなレースだということになります。
また、開催時期も同じ4月ですが、「桜花賞」の方が先に開催されるものとなります。
そのうえで、開催場所は「桜花賞」が阪神競馬場に対し「皐月賞」は中山競馬場。
同じ芝で行われますが、距離は「桜花賞」が1600メートルに対し「皐月賞」が2000メートルと少し長い距離になります。
どちらも、日本競馬会における歴史と伝統あるクラシックレースの1つとなります。
「桜花賞」と「皐月賞」以外には、「ダービー」、「オークス」、「菊花賞」があります。
まとめ
以上のように同じ日本競馬のクラシックレースとなる「桜花賞」と「皐月賞」。
同じ4月に開催されるレースですが、場所や距離など異なった内容のレースとなります。