この記事では、「トムヤムクン」と「ラクサ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「トムヤムクン」とは?
酸っぱさにぴりっとしたほどよい辛みが混ざったスープを「トムヤムクン」といいます。
海老という意味があるクンを使ったタイの料理であり、鶏ガラで味に深みを出し、ナンプラーも入れて独特な風味を出すわけです。
とくに、干し海老を入れると香ばしさが加わり、独特な香りのパクチーに爽やかなレモングラスもあいまって食べやすいスープになります。
また、唐辛子を入れればピリッとした辛味を感じられて、さらに唐辛子の赤色は食欲そそる料理です。
「ラクサ」とは?
ダシに魚を使っている「ラクサ」は、辛味と酸っぱさが合わさったタイのスープです。
とろっとしている理由には、アジや鯖といった魚の身を粉砕して入れているからで、丸ごと食べられるため栄養がたっぷり含まれています。
また、ココナッツミルクがまろやかでクリーミーな味になり、唐辛子のピリッとした辛味も食べやすくなるスープです。
そのスープに米粉麺を入れれば相性も良く、お腹に溜まるタイ料理になります。
「トムヤムクン」と「ラクサ」の違い
「トムヤムクン」と「ラクサ」の違いを、分かりやすく解説します。
鶏肉と海老から出た旨みが詰まった赤色のスープを「トムヤムクン」といいます。
ナンプラーやパクチー、レモングラスを入れて、独特な風味と爽やかな味に仕上げたスープを指すわけです。
物足りないときはラーメンと同じ卵入りの縮れ麺を入れてもよく、辛味を出したいときは唐辛子を足します。
もう一方の「ラクサ」は魚から出るダシが詰まったスープであり、まろやかな口当たりになるココナッツミルクや、米粉麺を入れて食べられている麺料理になるタイのスープです。
まとめ
どちらもタイを代表するスープですが、入れる素材と味に違いがありますので、食べて異なる点を比べてみるのもいい方法になるでしょう。