この記事では、「まとも」と「ただしい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「まとも」とは?
もともと「真面」と書き、正面に向かい合うことや正面から受けることを意味していました。
このことから、策略や駆け引きをしないことや、まじめで正当なことを表すようになりました2。
また、「まともな人」というと、育ちがよく、常識があり、分別のある人を指します。
「ただしい」とは?
もともと「正しい」と書き、道理にかなっていることや、間違いがないことを意味しています。
このことから、事実や理論に基づいた判断や行動を表すようになりました。
また、「ただしい人」というと、公正で誠実な人を指します。
「まとも」と「ただしい」の違い
「まとも」と「ただしい」の違いを、分かりやすく解説します。
「まとも」と「ただしい」は、似たような意味を持つ言葉ですが、微妙にニュアンスが異なります。
「まとも」は、正面に向かい合うことや、正しい判断や行動ができることを表します。
道徳的な正しさや公正さ、まじめさなどを含む言葉です。
その一方で、「ただしい」は、道理や規則にかなっていることや、間違いや欠点がないことを表します。
客観的な正しさや正確さ、正当さなどを含む言葉です。
「まとも」の例文
・『まともに勉強しないと、試験に合格できないよ』
・『彼はまともな人間なので、嘘をつくことはない』
「ただしい」の例文
・『ただしい判断するためには、事実を確認する必要がある』
・『彼の言っていることはただしいが、説得力がない』
まとめ
「まとも」は、道徳的に正しいことや、社会的に認められることを表すことが多いと考えられます。
まっすぐに向かい合うことや、回避や妥協のないことを表すこともあります。
その一方で、「ただしい」は、客観的に正しいことや、理論的に正しいことを表すことが多いと考えられます。
正確であることや、適切であることを表すこともあります。