「まとまり」と「統一性」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「まとまり」と「統一性」の違いとは?違い

この記事では、「まとまり」「統一性」の違いを分かりやすく説明していきます。

「まとまり」とは?

まとまることやまとまっている状態のことをいいます。

「まとまる」には、ばらばらのものがひとかたまりになるという意味があります。

統一がとれているというニュアンスが含まれています。

また、「まとまりがある」とか「まとまりがない」といった使い方をします。

漢字では「纏まり」と書きます。


「統一性」とは?

統一性とは、統制がとれていて乱れがない様子のことをいいます。

いくつかのものが全体としてまとまっていることを表しています。

統一性があるという良い意味で使われるよりも、統一性がないとか統一性に欠けるといった悪い意味で用いられることが多いです。

日常会話で用いられることはあまりありません。


「まとまり」と「統一性」の違い

まとまりはばらばらのものがひとかたまりになっていることで、統一性があるものを指しています。

統一性も全体的にまとまったものを指しますが、乱れがないといったニュアンスが含まれます。

まとまりは日常会話でもよく使われますが、統一性はあまり日常の会話では使われません。

「まとまり」の例文

・『このチームはまとまりがなく、みんな自分の好き勝手に練習しています』
・『彼女は国語が得意で、説明文ではまとまりのある分かりやすい文章を書くように心がけていると言っていました』
・『彼はお見合いを何度もしていますが、最近になって縁談がようやくまとまりました』

「統一性」の例文

・『インテリアに統一性がなく、ごちゃごちゃした印象になっています』
・『テーマに統一性がないので、もう一度よく話し合って企画を練り直してください』
・『統一性を保つために気を付けなければならないことは何でしょう』

まとめ

まとまりは、ばらばらのものが統一性のあるひとかたまりになることです。

統一性には乱れがないという意味があり、全体としてまとまっていることを指します。

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