「身構える」と「備える」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「身構える」と「備える」の違いとは?違い

この記事では、「身構える」「備える」の違いを分かりやすく説明していきます。

「身構える」とは?

「身構える」は、自分を追ってくる敵や襲ってくる敵に対して、対応することができるように姿勢を整えておくことをさします。

いつでも対応できるようにしておくことで、攻撃から自分を守ることができるようにしておくということです。

敵だけでなく起こる出来事に対しても体勢を整えておくことを身構えると言います。


「備える」とは?

「備える」は、いくつか意味があります。

災害などの非常事態に対して事前に準備しておくという意味、自分のものとして身につけておくという意味、神仏に対してものを差し上げるという意味、そして事前に準備をしておくことで、不足してしまうことがないようにするという場合も備えるが使われています。

備えるは、幅広く意味があるため、場面に応じて使い分けしてください。


「身構える」と「備える」の違い

「身構える」「備える」の違いを、分かりやすく解説します。

身構えると備えるは、共通する意味もあります。

身構えるの意味である、敵や迫ってくるものから身を守るための体制を整えるという意味は、攻撃に備えると言い換えることができます。

「身構える」の例文

・『敵が襲ってきているのが見えたため武器を用意して身構える』
・『いつでも戦闘態勢に入れるように身構える』

「備える」の例文

・『非常食などの防災用品を揃えて万が一の災害に備える』
・『不足しているものがないか最終チェックをして会議に備える』

まとめ

「身構える」「備える」の違いをお伝えしました。

「身構える」は、敵や攻撃から身を守るための行動で、「備える」でも言い換えることは可能です。

しかし、「備える」の意味である事前に準備しておくことで不足がないようにするという意味や、神仏に対してものを備えるという意味は、身構えるでは代用することができません。

違いを理解して正しく使い分けしましょう。

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