「それなら」と「そうしたら」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「それなら」と「そうしたら」の違いとは?違い

この記事では、「それなら」「そうしたら」の違いを分かりやすく説明していきます。

「それなら」とは?

前の話に対して、自分の考えや提案を述べるときに使う接続詞です。

前の話が問題や困難などを示している場合は、「それなら」は解決策や代替案を示す意味になります。

前の話が希望や要望などを示している場合は、「それなら」は応援や同意を示す意味になります。


「そうしたら」とは?

前の話に対して、その結果や帰結を述べるときに使う接続詞です。

前の話が仮定や条件などを示している場合は、「そうしたら」は可能性や推測を示す意味になります。

前の話が事実や現実などを示している場合は、「そうしたら」は因果関係や論理的なつながりを示す意味になります。


「それなら」と「そうしたら」の違い

「それなら」「そうしたら」の違いを、分かりやすく解説します。

「それなら」「そうしたら」の違いは、前の話に対する自分の態度や関係性にあります。

「それなら」は、前の話に対して自分の意見や判断を加えることで、話を進めたり、相手との関係を深めたりするときに使います。

「そうしたら」は、前の話に対してそのままの事実や論理を受け入れることで、話を補ったり、相手との共通認識を作ったりするときに使います。

「それなら」の例文

・『それなら、先生に聞いてみよう』
・『明日雨が降るらしいよ。それなら、傘を持っていこう』

「そうしたら」の例文

・『彼は病気で入院しているらしいよ。そうしたら、お見舞いに行ってあげよう』
・『そうしたら、今日は早く寝ないといけないね』

まとめ

「それなら」「そうしたら」は、どちらも前の文の内容に基づいて、次の文の内容を導く接続詞です。

しかし、ニュアンスや使い方には違いがあります。

「それなら」は、前の文の内容が問題や困難などである場合に、それに対する解決策や代替案を提案するときに使います。

その一方で、「そうしたら」は、前の文の内容が仮定や条件などである場合に、それによって生じる結果や帰結を述べるときに使います。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるようにしましょう。

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