「ウニ」とよく似た生き物には「ガンガゼ」というものがあります。
この記事では、「ウニ」と「ガンガゼ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ウニ」とは?
「ウニ」とはウニ綱に分類される棘皮動物を表す言葉であり、漢字では「雲丹」や「海栗」を書くことが可能です。
「ウニ」の骨格は炭酸カルシウムで形成されており、その中身は食用として色々な料理や加工に使われています。
「ウニ」はこの骨格を覆うようにトゲが生えており、こちらは身を守るためや移動手段として使うことが可能です。
「ウニ」の中身はとてもまろやかな食感とうま味があり、この身は刺身や海鮮丼、寿司など色々な日本料理に使われています。
「ウニ」はこれ以外にもパスタソースやアルコール漬けなどにも使われています。
「ウニ」に生えているトゲは手のひらに乗せても深く刺さる硬さではないのが特徴です。
「ガンガゼ」とは?
「ガンガゼ」とはガンガゼ目・ガンガゼ科に分類される「ウニ」の一種を示す言葉です。
「ガンガゼ」の体表には非常に長いトゲが生えており、こちらはとても硬いことから触ると簡単に皮膚を貫通する危険性があります。
「ガンガゼ」のトゲは30cm以上になるものもあり、こちらは毒を持っていることから接触しないように注意することが大切です。
「ガンガゼ」は「ウニ」の一種ですが、毒を持っていることから常食としてはあまり使われません。
「ガンガゼ」は岩陰に隠れていることも多く、遊泳中に飛び出しているトゲに触れてしまうケースも存在します。
「ウニ」と「ガンガゼ」の違い
「ウニ」と「ガンガゼ」はトゲが長いという共通点を持っています。
前者は中身が食用として色々な料理に使われていますが、後者はトゲに毒を持っていることからあまり料理には使いません。
「ウニ」刺身や海鮮丼、寿司など海の幸として人気であり、高級なウニは値段が高いことで有名です。
まとめ
「ウニ」や「ガンガゼ」はどちらも棘皮動物であり、特に「ウニ」の中身は美味しい食材として人気です。