この記事では、「細かい性格」と「几帳面」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「細かい性格」とは?
相手の些細な失態も許せない性質を「細かい性格」【こまかいせいかく】といいます。
このような人は、相手へ完璧に作業をこなすように催促して、失敗すれば責めるところがあります。
ただ、行動する前に何をどのようにこなせばより早く仕事ができるか計画を練るのがうまいのです。
1つの仕事に拘るため中途半端にはせず、内容の濃い質が良いものに仕上げます。
「几帳面」とは?
物事を隅々までぬかりなく行なうことを「几帳面」【きちょうめん】といいます。
決まりごとを目に向けて、正確に物事を行なうのです。
「几帳面な性格の人」は服を折り畳むときも隅をきれいに合わせて折り重ねて畳み、1枚ずつ袋に入れて収納します。
また、職場では絶対に時間厳守で行動するため待ち合わせ時間は管理して書いておく、「几帳面な働き」を見せて評価を上げるために努力するわけです。
「細かい性格」と「几帳面」の違い
ここでは「細かい性格」と「几帳面」の違いを、分かりやすく解説します。
お金を使い切るのではなく、使う前に何をどのくらい購入すれば余裕で生活ができるかを考えてから使うのが「細かい性格」です。
ただ、相手にも細かい作業を求めがちで、神経質なところがあります。
もう一方の「几帳面」は、与えられたものは丁寧に細かい部分まで目を通してから取り掛かり、日時を守って提出する努力するわけです。
また、細かく文房具を分けて引き出しに収納したり、本はきちんと分かりやすく揃えておくといった「几帳面さ」も見えます。
「細かい性格」の例文
・『細かい人は、相手にもきめ細かな作業を求める』
・『細かい人は相手の欠点を知り、改善できるよう助言する』
「几帳面」の例文
・『几帳面な働き方する社員は失態もなく、書類も完璧に仕上げる』
・『几帳面な人は仕事する前に今一度上司に内容を確認する』
まとめ
かなり似ている意味で使われている言葉ですが、どのような人を指すかに注目して、相手によって使いこなすかを考えてみるといいでしょう。
