「オブジェ」や「置き物」は美術品を表す時に使う言葉であり、ニュアンスがそれぞれ違います。
この記事では、「オブジェ」と「置き物」の違いを分かりやすく説明していきます。
「オブジェ」とは?
「オブジェ」はフランス語で物体や対象を表す言葉であり、美術的な立体作品を示す時に使います。
「オブジェ」は英語で“object”であり、こちらは物体や目的を表す意味の言葉です。
「オブジェ」は自然物を使ったものから、廃棄品、日用品、工業製品を使ったものなど様々なバリエーションがあります。
「置き物」とは?
「置き物」とは神仏に供えるものを示す言葉であり、日本では古くから色々な場所で使われてきました。
「置き物」はこれ以外にも床の間に置く飾り物やインテリアを表す時にも使います。
さらに「置き物」は見かけ倒しな人や実力が全くない人、お飾りな人を表す時にも使うことが可能です。
日本における「置き物」は八百万の神様をモチーフとしたものも多く、現代ではお土産としても人気があります。
「置き物」は英語でフィギュアやオーナメントと呼ばれています。
「オブジェ」と「置き物」の違い
この2つはどちらも美術品を表す時に使う言葉です。
「オブジェ」と違って「置き物」は個人が楽しむ飾り物を表す時や神仏に供えるものを表す時にも使います。
日本における「置き物」は神様をあしらったものが多く、インテリアとしても人気です。
「オブジェ」の例文
・『そのオブジェは立体的な形状であり、一見すると意味がよく分からないことで有名です』
・『駅前のオブジェはとても個性的な形をしており、待ち合わせ場所として有名です』
「置き物」の例文
・『小さな動物の置き物を玄関に飾っています』
・『神棚に供える置き物は毎月定期的に掃除しています』
まとめ
「オブジェ」は基本的に美術品を表す時に使う言葉であり、「置き物」は神様に供えるものや床の間に置く飾り物を表す時に使います。