この記事では、「わかりやすい」と「はっきりした」の違いを分かりやすく説明していきます。
「わかりやすい」とは?
「わかりやすい」とは、すぐわかり、理解することが簡単であることを意味しています。
複雑でなく、平易で理解しやすいことを言います。
「わかりやすい」と似た意味を持つ語としては、「わかりいい」、「わかりよい」、「理解できる」、「シンプル」などが挙げられます。
また、「わかりやすい」は英語で、「easy to understand」、「lucid」などと表記します。
「はっきりした」とは?
「はっきりした」とは、周りのものに紛れず、明瞭で、画然とした様子のことを表しています。
また、ぼんやりしていない状態のことを言います。
さらに、態度に曖昧さがない様子を指しています。
「はっきりした」と意味が似ている語としては、「明快な」、「明確な」、「明らかな」、「クリアな」などがあります。
そして、「はっきりした」は英語で、「clear」、「definite」、「decided」などの表記が挙げられます。
「わかりやすい」と「はっきりした」の違い
「わかりやすい」と「はっきりした」の違いを、分かりやすく解説します。
「わかりやすい」は理解しやすいことを意味しています。
一方、「はっきりした」は明瞭で、ぼんやりしていないことを表しています。
「わかりやすい」と「はっきりした」には、このような違いが見られます。
「わかりやすい」の例文
・『彼は感情が顔に出やすいので、とてもわかりやすい人だ』
・『説明がわかりやすくて、すぐに理解できました』
「はっきりした」の例文
・『彼ははっきりした態度で、その要求をきっぱりと断った』
・『この言葉の由来は諸説あるようですが、はっきりしたことはわかっていません』
まとめ
今回は「わかりやすい」と「はっきりした」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「わかりやすい」と「はっきりした」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。