この記事では、「うどん粉」と「小麦粉」の違いを分かりやすく説明していきます。
「うどん粉」とは?
うどん粉とは小麦粉の一種で、小麦粉の中でもうどん作りに向いているものをうどん粉と呼んでいます。
うどん粉という種類の粉があるわけではありません。
うどん粉に使われるのは中力粉と言う種類の小麦粉です。
中力粉はグルテンの含有量がちょうど薄力粉と強力粉の中間くらいで、ふわっとした食感の麺ながらコシもあるうどんができます。
グルテンの量が少ない薄力粉だとふわっとした食感にはなりますが、コシはあまりなくなってしまいます。
その反対にグルテンの含有量が多い強力粉だと、硬い食感のうどんになります。
「小麦粉」とは?
小麦粉とは小麦を製粉して作られている粉で、幅広い食材の材料となります。
パンやパスタ、ケーキ、うどん、素麺、ラーメン等が挙げられます。
パンや麺類は主食として食べられており、小麦は世界各地で栽培されています。
強力粉や中力粉、薄力粉といった種類があります。
強力粉はパンやピザなどに適しており、中力粉はうどんや素麺、お好み焼きなどに使われます。
薄力粉は、スポンジケーキやクッキーなどに使われる種類です。
また、強力粉と薄力粉を混ぜ、中力粉に代用することもできます。
「うどん粉」と「小麦粉」の違い
うどん粉は小麦粉の一種です。
うどん作りに適した小麦粉のことをいい、中力粉が使われています。
スーパーマーケット等では中力粉として販売されていることもありますし、うどん粉として販売されていることもあります。
中力粉にはオーストラリア産や国内産の中間質小麦が使用されていますが、これは日本向けに開発された品種になります。
日本では小麦粉というと、薄力粉を指すことが多いです。
まとめ
うどん粉は小麦粉の一種で、中力粉を使うことが多いです。
小麦粉には、強力粉や中力粉、薄力粉といった種類があります。
強力粉と薄力粉を混ぜてもうどん粉として使えます。