この記事では、「三々五々」と「三々両々」の違いを分かりやすく説明していきます。
「三々五々」とは?
3人や5人などの少人数がまとまりになって、それぞれが行動するさまという意味です。
「々」は踊り字の一種で、同じ漢字を重ねるときに使用をします。
「々」を使わずに「三三五五」と書くこともあります。
学校で遠足があり、今は学校に生徒たちが帰ってきたところです。
ここで解散となります。
生徒たちは、それぞれ帰ってよいです。
帰る方向が同じ生徒たちは、3人や5人の少ない人数のまとまりになって、それぞれが家に向かっていきました。
このようなさまを意味します。
少ない人数のまとまりであるときに使用するもので、10人、20人と多くの人数になるときは、この言葉は用いません。
多くても5人程度の場合をいいます。
「三々両々」とは?
3人や5人という少人数がまとまりになって、それぞれが行動するさまという意味です。
ホテルでイベントがあったとします。
ホールに宿泊客が集まり、催し物を見たり、ホテルのシェフが実演をして、それをその場で食べたりなどしました。
イベントが終わり、もうホールにいてもやることがないので、客たちは自分が泊まっている部屋に戻っていきました。
客は、子ども連れの家族、夫婦、カップルなどが多いです。
それぞれ、2人、3人、5人などのまとまりになって、部屋に戻っていきました。
このような、少ない人数がまとまりになって、それぞれ行動するさまを意味します。
人数が多くなる場合は、この言葉が意味するものではありません。
多くても5人程度の場合をいいます。
少人数のまとまりになっている場合で、1人の場合でもありません。
「三々五々」と「三々両々」の違い
「三々両々」と「三々五々」の違いを、分かりやすく解説します。
2つの言葉の意味は同じです。
どちらも同じように使うことができます。
まとめ
2つの言葉の意味は同じで、使い方も同じです。