「続報」と「追報」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「続報」と「追報」の違いとは?違い

例えば、大きな地震やその他の災害のようなものが発生すると、テレビやラジオ、ネットは刻々と入ってくる情報を整理して報道しますが、まず重要なのは、第一報としてその概要を伝えることで、その後に「続報」として詳細や更新された情報を発表するのが普通です。

それでは、この「続報」とはどういう意味でしょうか。

また、「追報」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「続報」「追報」の違いを分かりやすく説明していきます。

「続報」とは?

「続報」とは、「ぞくほう」と読み、文字通り「続いて知らされること」という意味で使われる言葉です。

大きな出来事の報道や、映画の予告編などで頻繁に使われる表現です。


「追報」とは?

「追報」とは、「ついほう」と読み、文字通り「追って知らされること」という意味で使われる言葉です。

「続報」と同じような意味で使われていた言葉ですが、今ではほぼ使われることはありません。


「続報」と「追報」の違い

「続報」「追報」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、後から報道されるものという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「追報」は追加の情報であることが重要で、「続報」は情報の更新であることが重要であるという部分でしょう。

しかし、「追報」という言葉がおそらくニュースなどで伝えられるときに「追放」と間違えられる可能性が大きいために、現在ではほぼ使われなくなっています。

このことから、実際にはここで説明したような違いは吸収されて「続報」の方で全ての意味を受け持っていると考えた方が良さそうです。

「続報」の例文

・『続報が入り次第、この番組でお知らせいたします』
・『別の映画の上映までに新しい映画の続報が入っています』

「追報」の例文

・『追報が到着次第、この番組にてお知らせいたします』
・『追報値という言葉はほとんど馴染みがないものです』

まとめ

この記事では、「続報」「追報」の違いを、解説してきました。

序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。

この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。

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