この記事では、「レフリー」と「ジャッジ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「レフリー」とは?
ボクシング・バスケットボール・サッカー・レスリングなどの競技で、反則の有無や勝敗などを判断する人です。
ボクシングのリング上には、選手2名の他に戦っていない人が1人います。
この人は選手のそばに立ち、試合の様子を真剣に見ています。
ときには、試合を止めることもあります。
この人が「レフリー」です。
この人の役目は、反則を見抜いて失点を与えたり、注意をしたりすること、勝敗を判断することなどです。
「レフリー」は、ボクシング・バスケットボール・サッカー・レスリング・アイスホッケー・アメリカンフットボール・プロレスなどの競技の審判をする人を指しています。
「レフリー」の使い方
競技の審判をする人のことを指して使用します。
この言葉を使う競技は、ボクシング・バスケットボール・サッカー・レスリング・アイスホッケー・アメリカンフットボール・プロレスなどです。
相撲や野球でも、反則の有無や勝敗などの判断をする人がいますが、この人たちのことを「レフリー」と呼ぶことは、あまりありません。
「ジャッジ」とは?
「ジャッジ」には2つの意味があります。
一つは、判決を下すことです。
正しいことや正しくないこと、優っているか劣っているか、勝ったのか負けたのかなどを判断することをいいます。
誰が判断するのかは、意味に含まれていません。
もう一つの意味は、ボクシングやレスリングの副審です。
ボクシングやレスリングでは、リング上で審判をする人と、リング下で採点をする人とがいます。
「ジャッジ」はリング下で採点をする人です。
プロの試合なのか、アマチュアの試合なのかや、試合の規模などにもよりますが、3人ほど配備されます。
多いときは5人配備されます。
「ジャッジ」の使い方
ボクシングやレスリングなどの競技では、審判をする人のことを指して使用します。
それ以外の場面では、正しい・正しくない、優っている・劣っているなどを判断するという意味で使用をします。
「レフリー」と「ジャッジ」の違い
どちらの言葉にも、試合での反則の有無や勝敗を判断する人という意味がありますが、同じ人ではありません。
前者は、ボクシングやレスリングだと主審を指しています。
バスケットボールやバレーボールなどの審判をする人のことも指しています。
後者は副審です。
「レフリー」の例文
・『レフリーがイエローカードを提示する』
・『レフリーの声が響き渡った』
・『レフリーは体力を要求される』
・『レフリーを攻撃してはならない』
「ジャッジ」の例文
・『公正なジャッジを望む』
・『ジャッジに異議申し立てをする』
・『そのジャッジには納得できない』
・『ジャッジが確認する』
まとめ
どちらの言葉にも審判する人という意味がありますが、主審なのか、副審なのかという点に違いがあります。