この記事では、“person”と“human”の違いを分かりやすく説明していきます。
「person」とは?
“person”の意味は以下の通りです。
1つ目は「個人」「人間」という意味で、一人の人のことを言います。
2つ目は「者」「奴」という意味で、やや見下した表現になります。
3つ目は「~型」「~派」という意味で、好みや思想などで分類されるタイプのことを言います。
4つ目は「身体」「容姿」という意味で、物理的な身体のことを言います。
5つ目は神学用語で「三位一体」という意味で、宗教的な位格を表します。
上記に共通するのは「特定の個人」という意味です。
「person」の使い方
“person”は「個人」「人間」「者」「~型」「身体」「三位一体」などの意味で使われます。
名詞として使われ、形容詞形は“personal”になり、「人の」「個人の」「一身上の」「身体の」「容姿の」「個人的な」などの意味があり、「キーパーソン」などと日本語にもなっています。
基本的に、ある特定の個人を示す時に使われる言葉です。
「human」とは?
“human”の意味は以下の通りです。
1つ目は「人の」「人間の」という意味で、動物に対する人類としての人間のことを言います。
2つ目は「人間らしい」「人間的な」という意味で、人間にありがちな弱さなどのことを言います。
3つ目は「人間の感情に関係する」という意味で、人間らしい感情を含む様子を言います。
上記に共通するのは「人類としての人間」という意味です。
「human」の使い方
“human”は「人の」「人間の」「人間らしい」「人間的な」「人間の感情に関係する」などの意味で使われます。
形容詞として使われたり、名詞として「人」「人間」「人類」などと使われ、「ヒューマンドラマ」など日本語にもなっています。
基本的に、動物に対する人類や人間を表す言葉です。
「person」と「human」の違い
“person”は「容姿や人格、個性も含めた、ある特定の個人としての人」という意味です。
“human”は「動物に対する人類や人間」という意味です。
「person」の例文
・『She is an open minded person. 』(彼女はとても気さくな人だ)
・『He is a person of many gifts. 』(彼は多才な人だ)
・『The police is searching for a missing person. 』(警察が行方不明者を捜索している)
「human」の例文
・『We are a human being. 』(我々は人間だ)
・『It’s beyond human knowledge. 』(人知の及ばないことだ)
・『Does he have a human feelings?』(彼は人間らしい感情を持っているのか?)
まとめ
今回は“person”と“human”について紹介しました。
“person”は「ある特定の個人」、“human”は「人類としての人間」と覚えておきましょう。