この記事では、“partake”と“participate”の違いを分かりやすく説明していきます。
「partake」とは?
“partake”には、3つの意味があります。
1つめは、出されたものを食べる、相伴するです。
相伴には、饗宴の座に正客の連れとして同じ席に居合わせ、食事などをごちそうになる、という意味があります。
饗宴とは客をもてなすための会で、そこでは食べものや飲み物が振る舞われます。
客を招いた側が客に対して食べものや飲み物を出すのです。
客側は、招いた側が出したものを食べます。
これが、出されたものを食べるです。
2つめの意味は、活動などに参加する、責任などをともにするです。
ある人たちがボランティアをしています。
ボランティアは活動ということができます。
この活動に加わることになりました。
つまり、参加をしたのです。
“partake”はボランティア以外にも、何かの活動の一員として加わることを意味しています。
3つめの意味は、性質をいくぶんおびるです。
いくぶんというのは、いくつかに分けたいちぶ、多くはない量のことです。
“partake”は、ある性質を多少持っているという意味になります。
「partake」の使い方
出されたものを食べる、相伴するという意味や、活動などに参加する、責任などをともにするという意味は、やや古い言い方です。
“partake”には3つの意味がありますが、どの意味でも後に“of”を伴うことが少なくありません。
「participate」とは?
“participate”には、2つの意味があります。
1つめは、活動などに参加する、利益や喜びなどをともにするです。
活動などに参加するには、活動の一員として加わりかかわるという意味合いがあります。
オリンピックは一人で行えるものではありません。
この活動の一員として加わり、オリンピックの運営をしたり、競技に参加したりすることは、オリンピックという活動の一員としてかかわりを持っているということができます。
もう一つの意味は、性質などをおびるです。
ある特徴を持っているといった意味になります。
「participate」の使い方
参加するという意味で使用するときには“in”を伴い、“in”の後に何に参加するのか参加するものの名称がきます。
性質をおびるという意味では“of”を伴って使用されます。
「partake」と「participate」の違い
2つの言葉は、活動などに参加するという意味が同じになります。
どちらも動詞で、“in”を伴い“in”の後に参加するものの名称がきて、使われ方も同じです。
違いは、“partake”はやや古い言い方なことです。
性質をおびるという意味もほぼ同じですが、“partake”はややおびると「やや」がつく点が違います。
まとめ
ほぼ同じ意味を持っている2つの言葉ですが、“partake”はやや古い言い方である点に違いがあります。