物事の勢いが鋭いことや強いことを表す言葉には「激しい」や「猛烈」があります。
この記事では、「激しい」と「猛烈」の違いを分かりやすく説明していきます。
「激しい」とは?
「激しい」とは物事や現象の勢いが鋭いことや強いことを表す言葉です。
「激しい」は「烈しい」や「劇しい」と書くことが可能であり、物事の程度が甚だしいことや回数が非常に頻繁なことを表す時にも使います。
「激しい」の反対語は「穏やか」であり、これ以外にも「優しい」なども使えます。
「激しい」の類義語には「荒々しい」があり、こちらも色々な場面で使うことが可能です。
「猛烈」とは?
「猛烈」は「もうれつ」と読む言葉であり、勢いが非常に強いことを表す時にも使います。
「猛烈」は行動や事柄以外にも自然現象に対して使われる言葉であり、「猛烈な台風」のように使います。
「猛烈」は程度や回数が甚だしいことを表す時にも使うことが可能です。
「猛烈」の類義語には「強烈」や「壮烈」があります。
「猛烈」はカタカナ語の「モーレツ」もよく使われる言葉であり、創作作品やキャッチコピーとしても使われています。
「激しい」と「猛烈」の違い
この2つはどちらも物事の勢いが鋭いことや強いことを表す言葉です。
「猛烈」は「激しい」よりもさらに勢いが強いことを表す時に使う言葉であり、台風や猛暑などに使います。
「激しい」の例文
・『この河川敷では激しい喧嘩が起こったこともあり、夜は定期的に警官が巡回するようになりました』
・『激しい雷雨が一日中続いており、今日は身体がとてもだるくて辛いです』
「猛烈」の例文
・『猛烈な野球ファンである彼に連れられてナイターに来ましたが、かなり試合が面白くて興奮しました』
・『猛烈な台風は進路を変えて本土から逸れました』
まとめ
「激しい」や「猛烈」は物事の勢いがとても強いことを表す時に使う言葉であり、色々な場面で使われています。
