「つつく」と「小突く」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「つつく」と「小突く」の違いとは?違い

この記事では、「つつく」「小突く」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「つつく」とは?

指先で相手の背中や腕を小刻みに突くことを「つつく」といいます。

相手が目を覚まさないか確かめるため人差し指で軽く「つつく」場合もあるわけです。

他には魚が小さな口で大きな餌をつつくと身が解れて小さくなり、食べやすくなります。

このようなところから、相手に嫌がらせするため欠点を取り出して責めて、相手に精神的なダメージを与えるのです。


「小突く」とは?

いたずらしたいと思う側が相手の体を指で突く行為を「小突く」【こづく】といいます。

ときに肘で隣にいる人に気がある気持ちを伝えるため軽く当てたり、もう少し間を詰めてもらい、席に余裕を持たせて座りたいと無言で伝えるときも使われている行為にもなるわけです。

他には、意地悪するためにあえて何度も「小突いて苦しめるために棒の先で何度も突いて虐めるのです。


「つつく」と「小突く」の違い

「つつく」「小突く」の違いを、分かりやすく解説します。

あまり力を入れず、指先で相手の腹や腕といった体の一部を何度も突く行為を「つつく」といいます。

ここから、川に流された子供を捜すため棒で底を何度も突いて見つけるといった場面で使われている行為です。

もう一方の「小突く」は、指先で相手をじわりと追い詰めて嫌がらせするために使う虐めの手段になります。

他には、魚を誘き寄せるため小刻みに餌を少しずつ動かす動きを表す言葉です。

「つつく」の例文

・『前に座る友人に振り向いてもらうため、背中をつつく』
・『雀が皿に餌がないと知らせるため嘴で皿をつつく』

「小突く」の例文

・『調子にのっている者を指で小突くと嫌がって大人しくなった』
・『嫁は寝たきりの舅が鬱陶しいのか、小突いては虐める』

まとめ

わざと小刻みに相手を指で突くといった意味で使われていますが、使う状況に違いがあります。

どのように使うか学び、使ってみるといいでしょう。

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