「悩む」と「迷う」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「悩む」と「迷う」の違いとは?違い

この記事では、「悩む」「迷う」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「悩む」とは?

問題が起きたとき、どうしたらいいか深く考えることを「悩む」【なやむ】といいます。

少し考えればすぐ解決策が見いだせるような問題ではなく、苦痛に感じるほど頭を抱えてよく考えないと駄目という難問にぶち当たったとき見せるのです。

例えば、親が所有していた株券をお金にしてもいいか考えたり、40代になって早期退職を迫られたとき転職先はどのようにするか問題にぶちあたったとき人が困る場面で使います。


「迷う」とは?

2つの選択肢からどちらか選ぶ必要性があるとき、どう選べば良い方向に向うか悩むことを「迷う」【まよう】といいます。

例えば、身近なところでは飲食店に入ったとき天麩羅蕎麦か天丼のどちらを食るか悩むわけです。

また、給料は安いが交通費はかからない企業を選ぶか、遠くても月給の高い就職先を選択するか困り、悩むといった場面で使われています。


「悩む」と「迷う」の違い

「悩む」「迷う」の違いを、分かりやすく解説します。

どのように解決すれば苦痛を感じる状態からうまく抜け出せるか考えることを「悩む」といいます。

難しい問題にぶつかったとき、どう対策を見いだせば今の困った状態から抜け出せるか頭でよく考えて結論を出すのです。

もう一方の「迷う」は、複数の答えがある中でどれを選べばより問題なく解決できるか迫られたとき悩む行為を指します。

「悩む」の例文

・『普段は優しいが、酒が入ると暴れる息子と暮らしてもいいか悩む』
・『好みの男性に告白されたが、年の差があるので付き合うか悩む』

「迷う」の例文

・『留学する先は英国か米国かで迷う弟に選び方を教えた』
・『この吹雪では道が雪で埋もれてしまい、行き先に迷うだろう』

まとめ

人生を生きる上で選択肢を迫られたとき、どのようにすればいいか自分で考える場面で使われている言葉です。

どう使えばいいかを考えて結論を出してみるといいでしょう。

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